愛する存在の突然の不幸は、誰しも悲しみのあまり気が動転し、どうしても冷静な判断力が失われます。しかし、旅立ちを迎えた最愛の家族、パートナーのために落ち着いて準備を整えてください。火葬までどのようにしたら良いかなどご相談に応じてアドバイスさせて頂きます。
お別れの前
お別れの前に、全身をきれいにしてあげましょう。いつも使っていたブラシやタオルで構いません。清潔であれば、生前愛用していた物の方がペットちゃんにとっても安心できる筈です。普段より時間をかけてきれいにしてあげて下さい。 |
安置するお部屋
ペットちゃんにとって一番安心できる場所はどこかを考えたとき、自分の匂いが残っている場所といえるのではないでしょうか。愛着のある部屋に愛用していたマット等を敷いて安置できれば理想的ですが、そのような部屋が無い場合は、ペットちゃんが愛用していたケージ等に安置しても良いでしょう。 |
ペットちゃんの体からおしっこやうんち、時には出血することもありますがこれは動物である以上自然な現象です。個体差はありますが時間の経過と共に落ち着いてきますので、その都度きれいに拭いてあげてください。程度によってはその部位に ティッシュや脱脂綿等をつめて必要に応じて交換してください。ペットちゃんが「生きていた証」を心を込めてお世話をしてあげてください。
お供え物の準備(枕飾り)
ペットちゃんが愛用していた器に、好物や主食(ペットフード等)、お水をご遺体のすぐ脇にお供えしてあげて下さい。お写真やお花飾り、愛用のおもちゃがあれば一緒に置いていただいても結構です。 |
人の場合に倣って、枕飾りテーブルや小さな台に白い布をかけて用意しお供えする方もいらっしゃいますが、ペットちゃんにとって高いテーブルでの食事は不自然な状態となりますので、できれば生前食べていたとき同じような、安心して過ごせる環境を作ってあげてください。
宗派について
ペットちゃんにとっては「人間社会の文化」は関係の無いことなので、人と同様の枕飾り(一般的な仏式の枕飾り)をする必要は無いと考えます。 但し飼い主様が望む葬送の形態としてお考えになる場合は、ご自由に準備していただけます。 |
仏式(宗派に応じて線香、香炉、菊等)、神式(榊さかき)、キリスト教式(カーネーション等の洋花)に準じて飾り付けをされる場合のご相談にもお答えいたします。ご希望に応じて、各宗派のご住職に読経をお願いすることも可能です。
お線香・お焼香
飼い主様が仏式の場合「お線香を焚くのは当然の事」と思われるかもしれませんが、ペットちゃんにとっては嫌な行為であるとも考えられます。葬送の形態に決まりはありませんので、飼い主様の方でよくご検討いただき、ご準備下さい。 |
火葬日時を決める
ご遺体の安置と並行して、火葬を行う日時をご検討なさって下さい。弊社では24時間、365日いつでもご火葬依頼を受け付けております。飼い主様をはじめ、ご家族皆様の都合を考慮して頂いた上で最適と思われる日時をお決め下さい。 |
火葬を迎える日まで
火葬の日を迎えるまで、ご飯とお水は毎朝換えてあげましょう。亡くなった翌日等に火葬を行う場合は、特別な保冷剤等を用いた処置を施す必要はありませんが、火葬日時まで数日間の安置期間がある場合は、季節や条件によって、ご遺体の保冷を行う必要があります。 |
火葬後のご供養について
火葬後すぐに埋葬、納骨などを行う方もいらっしゃいますが、お手元に安置されている方も多数いらっしゃいます。
動物供養大祭・月例法要
全国各地にて開催しております。 お手元に安置してあるお子様の御遺骨、位牌、思い出の品など祭壇にお祀りしてご供養いたします。 ペットちゃんたちとの絆を深める、良い機会としていただければ幸いに存じます。 他社で火葬されたご遺骨も承ります。 |
納骨・埋葬
手元供養
届出(ペットがわんちゃんの場合)
わんちゃんが亡くなった際には自治体に届出て下さい。
各自治体によって提出内容は異なりますので、各自治体にお問い合わせ下さい。