大切な家族の一員を失った辛いお気持ちは種別を問わず同じだと私は思います。
私は全国各営業所や代理店、また本部セレモニースタッフへの管理や指導を担当しています斉藤隆秀と申します。
愛知県岡崎市出身です。
私は動物好きの両親の影響で幼少期よりたくさんのペットと共に過ごしてきました。
クワガタ、カブトムシ、ザリガニ、カメ、熱帯魚、小鳥、ハムスター、ジャービル、モルモット、ウサギ、チンチラ、フェレット、スカンク、猫、犬…
1匹1匹に愛情を注ぎ、すべてが家族の一員でした。
たくさんの子達と過ごしてきた分、たくさんの別れも経験してきました。
なかでも、心の中に深く刻まれているのが、我が家で初めて飼った犬、アメリカンコッカ―スパニエルのサムが亡くなった時です。私が小さい頃から共に過ごしてきた相棒のような存在だったので、とても辛かったことを今でも覚えています。
昆虫や小動物の子達は家の庭や近所の雑木林に埋葬していたのですが、サムが亡くなった時に初めて火葬場に連れて行きました。
20数年前のことでしたので、立派な斎場というよりは外に屋根付きの火葬炉があるだけの所でしたが、担当の方がサムをとても丁寧に扱ってくださり、泣いていた私に優しく接していただいたので、心穏やかに見送ることができ感謝の気持ちでいっぱいだったのを覚えています。
数年前に私が担当させていただいた方で、魚のフナの火葬をご依頼された方がいらっしゃいました。息子さんが子供の頃に近所の川で釣ってきた子が20年近く生き、長く一緒に暮らしてきたから土に埋めるのも忍びないとのことでご依頼されたそうです。
この話をするとフナを火葬!?と驚かれる人もいますが、そのご家族にとっては最愛の家族の一員です。ペット火葬というと犬や猫が多いですが、今は小動物を飼っている方も多い為、珍しい子達のご依頼も増えています。
命に小さいも大きいもございません。大切な家族の一員を失った辛いお気持ちは種別を問わず同じだと私は思います。
私が所属する本部では感応寺様と共に毎月8日に月例法要、3月と9月の年に2回、動物供養大祭を開催しております。この式を通して、生前に共に暮らしたことへの感謝の気持ちをお伝えし、ご供養していただきたいと思います。
ジャパンペットセレモニーでは、大切にされていた最愛のご家族の最後の旅立ちと、その後の供養から埋葬に至るまで心を込めてお手伝いさせていただきます。
私自身、これからも大切なご家族の旅立ちを心を込めてお手伝いさせていただきます。
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