「家族同様にお見送り」を理念に、人と動物が共生する明るい未来を
この度は弊社のホームページにアクセスいただき誠に有難うございます。株式会社ジャパンペットセレモニー代表の藤本政光と申します。
出身は山梨県上野原市、都心から車で60km程離れた山々に囲まれた自然が豊かなところです。幼少期は隣接する大月市で過ごし、常に動物に囲まれた生活を送ってきました。捨て犬や捨て猫を家に持ち帰り親に怒られ、それでも見捨てる事ができず、我が家の新しい家族として一緒に暮らしておりました。当時の飼育環境は犬猫ともに放し飼い、現在では考えられない動物たちにとっては自由奔放な環境だったと思います。
小学2年生から始めた趣味の渓流釣り、共に行動をするのは愛犬のワン太郎(甲斐犬)。早朝カブト虫を取りに行く時、友達の家に遊びに行く時など常に一緒でした。釣ったヤマメやイワナを塩焼きにして食べるのが楽しみで、現代の子どもの遊びとはかけ離れたサバイバル的な遊びが中心でした。
当時亡くなった動物は、簡易的な祭壇を作り、おやつのなどの好物とお花を供え、一晩安置して翌日に庭の木の下に埋葬するのが私にとってのお葬式せした。私の実家が葬儀社と生花店を営んでいたこともあり、亡くなった動物を見送ることは自然に身についたのかもしれません。
はじめて将来のことを考え仕事として何をするか。自分自身と真剣に向き合った時、私は今の仕事とはかけ離れたフラワーデザイナーでした。横浜の生花店にて修業し主に婚礼飾花を担当しておりました。通常とは異なるデザインのブーケ制作を得意とし制作意欲を掻き立てられ花の魅力にひかれて、小さいお花屋さんを開業しました。それから2年後25歳の時、実家の葬儀社に就職しフラワー祭壇を作りはじめました。当時のお葬式は白木祭壇を設営するのが一般的でフラワー祭壇は時々テレビで見る映像の中でした。祭壇の設営業務から葬儀全体の業務も行うようになり当時は自宅でお葬式を執り行うことが一般でしたのでご遺体搬送から通夜、葬儀の施行、司会進行など葬儀に係ることは全て担当することになり現場を取り仕切るようになりました。
それから数年後、目に留まったペット葬儀の新聞記事。脳裏に見送った動物たちのこと、生花店の時に作ったお供えアレンジ、そして葬儀社としての私、全てが線として繋がり自分が目指す道はここにあると直感的に感じました。
27歳の時、ジャパンペットセレモニーを設立し「家族同様にお見送り」を理念に掲げ、動物たちと一緒に暮らせる環境が整った現代社会の中、最期のお別れの際の不安や不便を解消し、ご家族様の希望に沿ったお別れの提案をさせていただくことを目的としました。
ペット葬祭に関わる全てのニーズに応え、業界の一員としての責任と自覚を持ち、ご家族を亡くされた悲しい気持ちから新しい第一歩が踏み出せる前向きな気持ちになっていただく為には、後悔しない納得したセレモニーが必要であると考え、気持ちの整理が必要だと感じます。ご依頼主様のそれぞれのお気持ちを真摯に考え、人と動物が共生する明るい未来を創造していくことをお約束させていただきます。
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